◎ 家探しをするに当たって
 (人生最大の買い物 慎重に)



人生最大のイベントであり、買い物である マイホーム取得  その成功の秘訣は?



◆◆ 住宅購入に当たって考慮すべき点 ◆◆
   (1) 資 金 面
   (2) 物 件 の 吟 味
   (3) 契   約
  以下で、(2)(3)について、説明します。



物件に関して、チェックしておきたい項目 (物件の吟味)


−物件探しは、労を惜しまず実際に現地を訪れて、自分の目で確認します−


 @ 周辺環境 ・ 駅からの距離等 ( お隣りも含め 近隣の環境は? )
  • 学校・病院・スーパー・役所等、日常生活の事を考え その所在を知る
  • 交通アクセスをチェックし、通勤・通学ルートを辿ってみる
  •  A 敷 地 及び 共用施設 ( 面積は? 土地の形は? )
  • 敷地面積、駐輪、駐車スペースの広さ等 ゆったりとしたスペースが欲しい
  • 共用施設の充実度などをチェック
  •  B 住戸 ・ 設備 ( 古屋が建っているのか? お隣りとの関係 ・ 間隔は?
  • 欠陥住宅問題 が よく騒がれているので、不動産会社を見極める
  •  (その不動産会社が販売した他の物件について、購入後のアフターケアも含め 入居者の声を聞いてみる)
  • 古屋が建っている場合、後で取壊し代が要るので、それも含めて坪単価を考え かつ 取壊す際に お隣りに大きな影響が出ないか?
  •  C  管 理 ( 防犯上の管理システム や 修繕プラン ・ 建て替え等 )
  • 警備システム や 管理人の有無、清掃管理など 今後 暮らしていく上で 重要な事項をチェック
  • 管理費 他 修繕積立金の確認も行う (数年後の修繕プランの有無等)



  • ☆ 国から宅地(国有地)を買う方法・メリットは?



    契約前にチェックしておきたい項目 (契約)


    ◎ 必ず 最新の 登記簿謄本 をあげてもらう

    (イ)不動産の所有者は?(ロ)不動産に何んらかの権利は?(ハ)建物の築年数は?

    ◎ 事前に、物件の「重要事項説明書」をもらい、内容をチェックし説明会当日は、積極的に質問する

    @「不動産の表示」・・・所在地、地目、面積、共有持分等
    A「法令に基づく制限の概要」・・・建ぺい率 や 高さ制限は?
  • 建物がどの区域 (例:市街化区域) にあるのか?(都市計画法)
  • 用途地域 (例:第2種中高層住居専用地域) は? (建築基準法)
  • B「権利や管理・使用に関する事項」
       「私道負担に関する事項」
    ・・・
  • 専有部分 と 共有部分の区分
  • 管理費 や 修繕積立金等
  • 専用使用権の金額 や 管理方法 (駐車場等)
  • C瑕疵担保責任 (瑕疵保証制度※)・・・
  • 住宅品質確保促進法」により、住宅の構造部分については 最低10年間 無償保証されており、それが明記されているか?
  • 入居後の床のきしみ、水漏れ、立て付け具合等の瑕疵担保責任が明記されているか?
  • D「代金や諸費用、契約解除についての項目」・・・
  • 理由がなくても契約を解除することができる
  • 契約解除は、買主の都合なら手付金の放棄、売主の都合なら手付金の倍返し (手付金は契約が成立した証拠という意味合いがある)


  • 契約前に不動産の評価額をチェック (価額・担保価値)



    ● 更に、「契約時の注意点」 として ●
    ◆申込証拠金は、契約成立の証ではないので契約前なら原則として返還される
    ◆違約手付金は、途中で契約を解除した時、返還されないので少な目に(10%位)
    ◆注文建築の場合、後で追加していくと価格が かなりアップする
    ◆注文建築の場合で、破談となった場合の設計料負担がどちらかを明確にしておく
    ◆融資OKを 契約実行の条件とする  契約解約(除)の条件に注意!
    ◆諸費用(不動産取得税・登録免許税・仲介手数料・借入保証料・生命、火災保険料
    引越し代・家具など)で、取得金額の5%〜10%位は要るので、これも用意が必要 等



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    ここでは、現地(実際の物件)の実地確認 及び 契約前の書類(登記簿謄本・重要事項説明書等)での検討 並びに
    契約上の注意点について触れました。住宅は、人生の大きな買い物です。後日 後悔の無い様 、時間をかけ充分な
    事前検討が必要です。




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    tel: 06-6681-2144  税理士 服部行男
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