〜みなしゃん大好きデシよ〜 ぼくはみなしゃんとの冒険が大好きデシよ。 とっても楽しいデシよ。 たくさんの人と出会えるデシ。 たくさんの笑顔が見えるデシ。 怖いことや悲しいこともあるデシけれど。 みなしゃんがいるから大丈夫デシよ。 いつかみなしゃんと分かれても、絶対いつまでも仲間デシよ! それまで一緒に冒険するデシよ!
〜星空の散歩〜 ぼくが空を上手く飛べたら。 みなしゃんの冒険のお役に立てるデシ。 ぼくが空を自由に飛べたら。 みなしゃんが行ったことのない国へ乗せてってあげるデシ。 そしてそして一番は お星様がいっぱいの空を散歩に行きたいデシ。 色んな星座を作ったりして、楽しく散歩したいデシ。 だからだから、ぼくが上手に飛べる日を待っていてくださいデシ。
〜夜の海〜 夜の海は怖いデシか? 大丈夫デシ。お月様がいるデシ。 お月様がいなくてもお星様がいるデシ。 お星様がいなくてもぼくがいるデシ。 だから心配しなくても大丈夫デシよ。 夜の海でも怖くないデシよ。 見守ってくれる誰かは必ずいるデシよ。 だからだから… 夜の海でも勇気を持って一緒に進もうデシ。
〜大切な時間〜 ぼくはこの時間が好きデシ。 みなしゃんが感じる時間はそれぞれ違うデシけど。 一緒に過ごせてることがぼくはしあわせだと思うデシ。 長く感じたり短く感じたり時間は不確かなものデシけど。 一緒に笑いあっている時間は確かなものデシ。 その時間をぼくは大切にしたいデシ。 ぼくの長い長い時間の中の一瞬のこの時間を
〜春のひざし〜 ほほをなでる風が暖かくなったデシ。 春が来たデシ。 小鳥のさえずり聞こえ虫たちが踊っているデシ。 さぁ、春のひざしあびて冒険に出発デシ。 冬の間うずいていた心を踊らして出発デシ。 ほら笑顔のお日様がぼくたちを見守っているデシよ!
〜旅立ち〜 たんぽぽの綿毛が春風に乗って冒険のでかけたデシよ。 どこに行くデシ? きっとぼくの行ったことのない場所デシ。 遠い場所への冒険は不安デシ? きっと不安より期待の方が大きいデシ。 君が花を咲かせる時、ぼくは君の行った場所へ冒険に行くかもしれないデシ。 その時はきっと奇麗なたんぽぽが見れるデシね。 ふわりふわり たんぽぽの綿毛が春風に乗って旅立つデシ。
(C)深沢美潮/迎夏生/角川書店/メディアワークス BACK