◎ 個人年金保険とは?
<個人年金保険の性格> | |
(@) | 公的年金の負担と給付のバランスが崩れ、老後に充分な公的年金が受けられない懸念が広まり、関心が高まった。 |
(A) | 普通は、一定期間に亘って保険料を払い込み、契約時に定めた年齢に達すると年金給付を受ける。 |
(B) | 年金給付の受取り方は3種類がある。 「終身年金型」・・・年金を一生涯受取るので、長生きするほど有利 (一生涯) 「確定年金型」・・・10年、15年といった一定期間に限り、年金を受取る (生死に関わらず) (例 : 定年退職から公的年金の受け取りまでの空白期間を埋めたい) 「有期年金型」・・・一定期間に限った上で、生存期間中の支払いを原則とする (生存中のみ) |
(C) | 一般的には、支払う保険料に対して月々の受取額が多いのは 「有期年金型」、少ないのが 「終身年金型」 で、 「確定年金型」 はその中間となる。 |
(D) | 途中解約すると、払い戻される金額が累計保険料を下回る場合もあるので、契約が完了できる事を前提として加入する方がよい。 |
(E) | この個人年金保険に、投資信託 (自身で運用を決める) の機能を付けたものが <変額年金保険> |
(F) | 必要な年金額の目安は、公的年金と個人年金を合わせて、退職直前の月給の6〜7割程度を確保したい。 |
● <年金で> 受取った場合の課税所得(対象)金額の計算 |
税金の種類 | 課税所得(対象)金額の計算式 |
(雑所得) が課税される | 受取った年金の年額 − 必 要 経 費(※) |
(※)必要経費 = その年に支給される年金の額 × (〔保険料又は掛金の総額〕÷〔年金の支給総額又は支給総額の見込額〕) |