◎ 消費税と法人税の違い
（延払基準等の場合）
特殊な経理処理の場合 ⇒ 法人税と消費税の仕入税額控除での相違点は？
| ◆ 延払基準 ・ 工事進行基準 ・ 完成基準の場合の仕入税額控除は？ （⇒ 請負側） |
| 売 上 について | ⇒ | ● 法人税 又は 所得税において 長期割賦販売等における ＜延払基準＞ や ＜工事進行基準＞ を適用 している事を条件に、 資産の譲渡等について、延払基準 や 工事進行基準の選択適用が可能 （但し、損失を生じるものについては工事完成基準の強制適用） |
|---|
| ＜延払基準＞ や ＜工事進行基準＞ を採用 | |||
|---|---|---|---|
| 法人税 | ⇔ | 消費税 | |
| 適用できる項目 | 収益 ・原価 とも適用 | ⇔ | 資産の譲渡等 のみ適用 |
| 消 費 税 | → | 原 価 は ？ | ⇒ | 原 則 | 実際に材料等を仕入れた課税期間で控除 |
|---|---|---|---|---|---|
| 特 例 | 完成した期間でまとめて控除できる （継続適用が条件） |
| 区 分 | 工事完成基準の場合 | 工事進行基準の場合 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 法人税の処理 | 消費税の処理 | 法人税の処理 | 消費税の処理 | |||
| 原 則 | 特 例 （継続適用） | |||||
| ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | |
| 工事途中 の処理 | 末成工事支出金 として資産計上 | 発生額を控除 | 完成時まで控除 しない | 収益 対応額を原価 に計上 | 発生額を控除 | |
| 完成時 の処理 | 末成工事支出金 を原価に振替 | 完成時にまとめ て控除可 | ||||
特殊な経理処理の場合の仕入税額控除ですが、法人税等で
延払基準、工事進行基準等を採用しても、消費税では、売上のみ適用があることに留意が必要です
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