◎ コンピテンシ−とは?
評価から育成へ 社員が生き生きと働く ノウハウ
コンピテンシ−
とは? | 米国で生まれた人事評価の手法で、<行動特性> と訳される。
高い業績を上げた社員の行動や発想の特徴を抽出して分類して おき、それらの項目に沿った行動をしているかどうかを評価する。
評価手法から、一歩進んで能力開発の目標にする場合もある。 |
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◆ 優れた社員の <仕事のやり方 ・ 行動 ・ 意識> を細かく把握 |
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● 職務ごとに求められる能力や行動を社員に示し、能力開発に活用できる |
NECは、下記の中から職務ごとに必要な基準7つを会社が選択する制度 |
NECが社員に求める行動 <例> |
○ 撤退と絞込みの的確な判断による損切り ○ 試行錯誤による課題突破 ○ 3年先の着地点を見据えた意思決定 ○ 創造と革新による価値創造 ○ 状況変化の先読みと対応 ○ 高ストレス下でのセルフコントロ−ル ○ 底流に流れる本質の理解 ○ 仕事を進める腕力 ○ (人材、資金など)リソ−ス獲得 ○ 情報の獲得 ○ タフな交渉 ○ 顧客や関係者との良好な関係の構築 ○ ナレッジ(知識)の組織内展開 |
NECは職務毎に選んだ基準や各職務の業務内容、責任範囲などを社内 ネットワークで全社員に公開している |
石川島播磨重工業 管理職を360度評価 (毎年1回実施) 管理職を上司・同僚・部下・他部門の管理職が人事評価 (平成16年3月1日 日経) |
● 大阪市信用金庫 中小企業の雇用に関する調査結果 (平成16年4月15日 日経新聞) 『人手は十分 人材は不足』 ミスマッチ鮮明 |
日本の大企業は、従来にも増して個人の業績 (成果主義) を賃金に反映し、 年功賃金からの脱却 (諸手当の廃止・縮小) を進めています。
−企業の構造改革の中で、個人の能力をどう伸ばすか?−
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◎ 人事評価制度は 『成果が上がったから評価する』 から
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『成果を上げるために支援する』 という段階にきています |
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成果主義が叫ばれる今日、人には性格があり、自分で直していこうと思わない限り 変わりませんが、
その点 コンピテンシーは、自分に欠けている能力を早く気付かせるという点で、人材開発に使えます。
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