◎ 労災の認定基準
◆ 労災保険制度とは? |
労災保険 制度とは? | 会社の従業員が仕事上の理由で、病気 や ケガ ・ 死亡という事態に陥 った場合に、治療費 ・ 休業中の補償や遺族の生活費等を補償する制度 |
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● 労災保険給付の主なもの |
給付の種類 | 給 付 の 内 容 |
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療養給付 | 労災認定を受けた従業員は、指定病院で費用を負担せず 治療を受けられる |
休業補償給付 | 労災で会社を休む人が、休業4日目から給付基礎日額の 計8割相当を受取れます |
遺族補償年金 | 労災による死亡で 遺族が給付基礎日額の153〜245日 分を毎年受取れます。受取額は遺族の数などで変わる |
◆ 脳 ・ 心臓疾患の <労災認定基準> |
業務による明らかな加重負担 | ||
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要件 @ | 異常な出来事 | 発症直前から前日、極度の緊張や興奮などの精神的 負荷、身体的負荷、作業環境の急激な変化に遭った |
要件 A | 短期間の過重 業務 | 発症前の約1週間、日常業務より特に重い身体的、 精神的負荷のかかる仕事をした |
要件 B | 長期間の過重 業務 (2001年12月 新設) | 発症前の約6ヶ月間、著しい疲労の蓄積をもたらす 仕事をした |
(※) (1)具体的には、「時間外労働が発症前1ヶ月で100時間、2〜6ヶ月間の月平均 80時間を超えると、労働時間と発症との関連性は強い」とされています。 |
(2)不規則な勤務や出張の多い業務、精神的緊張を伴う勤務も仕事の負荷要因とされています。 |
◆ 労災認定を受けたい場合 ・・・ 申請後、6ヶ月以内を目標に決定の可否を判断する方針 |