◎ 純資産の部 ・ 株主資本等変動計算書
平成１８年５月 決算法人から
資本の部が「純資産の部」に　　株主資本等変動計算書の作成が必要に！！



◆ 貸借対照表の 「資本の部」 が 「純資産の部」 に


■ 貸借対照表の 「純資産の部」 は

T.株主資本　U.評価・換算差額　V.新株予約権 に分類


● 「純資産の部」
T. 株 主 資 本　１. 資本金
　２. 新株式申込証拠金
　３. 資本剰余金
　　　（１） 資本準備金
　　　（２） その他資本剰余金
　　　　　　資本剰余金合計
　４. 利益剰余金
　　　（１） 利益準備金
　　　（２） その他利益剰余金
　　　　　　○○積立金
　　　　　　繰越利益剰余金
　　　　　　利益剰余金合計
　５. 自己株式　　　△
　６. 自己株式申込証拠金
株主資本合計
U. 評価換算差額　１. その他有価証券評価差額金
　２. 繰越ヘッジ損益
　３. 土地再評価差額金
評価・換算差額等合計
V. 新株予約権 
純　資　産　合　計

（注） ５. 自己株式は、控除項目（△）


◆ 損益計算書は、当期純利益までを表示


  • 「当期純利益」 までで 「前期繰越利益」 以下の項目が不要となる



    • ◆ 株主資本等変動計算書・・・・純資産の部の前期末から当期末残高に至る異動の明細


    ◎ 前期末 及び 当期末の自己株式の残高、自己株式の当期変動額は、
    「株主資本等変動計算書」 に表示する

    ★ 自己株式を処分した場合の差損益は、「その他の資本剰余金」 の増減とし
    「株主資本等変動計算書」 に表示する

    ※ 中小会社においても、株主資本等変動計算書の次の注記は省略できない

    注

    記    		　@ 当該事業年度の末日における発行済株式の数
    　A 当該事業年度の末日における自己株式の数
    　B 当該事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
    　C 当該事業年度の末日後に行う剰余金の配当に関する事項
    　D 当該事業年度の末日において発行している新株予約権の
    　　　目的となる株式の数

    上記、Cは、従来の利益処分による当期決算に係る剰余金の配当
    （    従来の利益処分による役員賞与は？（→））


     株　主　資　本評価・換算差額等新株予約権純資産合計
    資本金資本
    剰余金    		利益
    剰余金    		自己
    株式    		株主資本合計
    前期末残高        
    当
    期
    変
    動
    額    		新株の発行        
    剰余金の配当（※）        
    当期純利益        
    自己株式の取得        
    自己株式の処分        
    株主資本以外の項目の当期変動額        
    当期末残高        

    （※） 配当 → 効力発生時（翌期）に株主資本等変動計算書に記載します

    ↓

    別
    表
    ４
    の
    記
    載    		⇒（注） 法人税　別表４の当期利益の社外流出の 「配当」 欄
    従　　来→改　　正　　後
    当期決算に係る配当を記載⇒前期決算に係る配当 や 期中の配当を記載




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    期首と期末の間における「純資産の部」の変動内容・金額を記載したものが株主持分変動計算書です。


    mail: hy1950@manekineko.ne.jp
    tel: 06-6681-2144　　税理士　服部行男
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